これまでの人生を変える唯一の方法

第1回目は、「これまでの人生を変える唯一の方法」について解説したいと思います。
現状に満足している方は、読んでいただく必要はありません。
現状に満足しておらず、何とかして、これまでの人生を変えたいと思っている方は、是非、読んでください。
結論:新しい行動をすること。

YouTubeやブログ、書籍などでも取り上げられ、繰り返し言われていることです。
にもかかわらず、行動ができる人はごく少数です。
人間の脳は、元々省エネにできており、本能的に現状維持をしようと画策します。
新しい行動をすること、0のものを1にするときが、最もエネルギーを要します。
よって、脳は、新しい行動をするのを、あの手この手で阻止しようとします。
例えば、予期不安などがそれです。
この脳が本能的に持つ現状維持機能にあらがうのが大変なため、大多数の人は、行動できないでいます。
では、どうすれば、いいのでしょうか?
自分自身の思考や行動を自分で管理できるようになる必要があります。
これができるようになるために必要な最低限のエッセンスを述べれば、以下のとおりです。
① これまでの自分の人生を変えるんだという強い意思(マインド)を持つ。
なんだ、そんなことかと思うかもしれませんが、全ては、この強い意思(マインド)を持つことから始まると言っても過言ではありません。
② 次に、意識を過去や未来ではなく、常に、今ここに置き、とにかく「今ここ」に集中するようにする。
③ そして、これまでの自分の人生を変えて、これから自分はどうしたいのか、どうなりたいのかという具体的な夢なり目標を設定する。
④ それから、いよいよ行動するのだが、取りあえずは、小さなことからやり始める。
行動に移す際には、よくモチベーション(動機づけ)が必要だと言われますが、実はそれよりも「気分」が大きく影響をします。
少々億劫なときであっても、取りあえず小さなことでも良いからやり始めることで次第に「気分」が乗ってきて、「やる気」を作り出していくことができます。
⑤ そして、行動には、必ずリスクを伴うが、何もしないことこそが最大のリスクであると考える。
外部環境の変化がめまぐるしい現在においては、何もしなければ、この変化に対応することはできません。
そして、行動しなければ、どのようにやれば上手くいくのかを知ることはできません。
また、行動してみて初めて、どのようにすれば上手くいかないのかということも分かります。
行動しなければ、何も変わらないし、何事も実現できないいというが動かざる事実であることを理解してください。
私も行動できなかった。
私は、2004年に、それまで勤めていた法律事務所を退所し、自ら新しい法律事務所を開設して独立を果たしました。
それは決して計画的とは言えない行動で、単に40歳までには独立したいという漠然とした思いを遂げたにすぎませんでした。
本来、そのような思いを持っていたのであれば、勤務していた約4年半の間に、事務所から与えられる仕事以外に自分自身でも仕事を取って顧客を作り、独立してもやっていけるだけの売上が見込めるようにしておくべきでした。
ところが私は、あれこれと理由をつけては自分自身で仕事を取ろうとせず、事務所から与えられた仕事のみを淡々とこなす毎日を漫然と送って、勤務してからの約4年半を過ごしてしまいました。
そのような状態で独立したのですから、通常であれば相談や依頼が来るはずもなかったのですが、独立当初は、ビギナーズラックとでもいうのか、たまたま作った手作りのホームページによる集客でなんとか生活ができる程度の売上を確保できていました。
そのころの京都ではまだ、弁護士のホームページが珍しく、SEO対策などしなくても検索サイトに登録するだけで常に上位に表示され、このホームページを見たという人からそこそこの数の問い合わせがあったのです。
しかし、徐々にホームページを作る弁護士が増え始めたうえ、検索サイトもアルゴリズムを変更するようになり、ホームページだけではやっていけなくなることは目に見えていました。
それでも、私は、これといった方策をとるわけでもなく、ただただどうしようかと考えるだけでした。
そうしているうちに、予想通り、売上は下がり始め、2006年に入ると、生活費すら賄えないようになっていきました。
このままでは、本当にまずい。
私は、2月になると毎日のように得体の知れない不安感にさいなまれるようになりました。

そして、私は、行動すると決めた。
そして、2月17日。この日も悶々としながら、どうしたものかと考えるだけの堂々巡りを繰り返していました。
理由は、はっきりとしていました。私は、何をするにつけても、いつもやらない理由やできない理由ばかり探し、結局は行動をしていなかったのです。
「もうあと10分もすれば、私は誕生日を迎え、41歳になる。
自分の人生に残された時間はどのくらいあるのだろう。」
私の母親は51歳で、父親は59歳でこの世を去っており、それからすると、自分に残された時間は、あと10年とか20年とかいうレベルのものかもしれないと思うと身震いするほどの焦燥感が襲ってきました。
これは、もう覚悟を決めて開き直るしかない。
とにかく、行動しなければ何も変わるはずがない。
よし、今この瞬間からは、何事についても、やらない理由やできない理由を探すのはやめて、とにかく行動をすることにしよう。
そう決めたときには、既に日付が変わって、誕生日を迎えていました。
まず手始めに、早起きをするようにしよう。毎朝、5時に起きることにしようと私は決めました。
そして、開いていたノートパソコンでSNSにログインし、自らが主催者として朝食会を作り、参加者を募集しました。
どうして早起きなのか、朝食会なのかと言うと、私はそれまでに早起き生活をすると前向きになれるという内容の書籍を何冊か読んだことがあり、そのうちの1冊に東京などでは朝食会が盛んに行われているということが書かれていたからです。何故かそのとき、そのことが頭に浮かんびました。
そして、私は、行動した。
毎月1回、朝食会を開催し、これを強制の契機にして、早起き生活を実践しようという、今から考えると何とも短絡的で浅はかな発想ではありましたが、これがその後の自分の人生を大きく変えることになるとは、そのときは考えもしなませんでした。
当時の京都では、まだ朝食会といったものが珍しかったのか、すぐに10名程度の参加者が名乗りを上げてくれました。
時間は午前7時から、場所はその時間から営業しているカフェを利用することにしました。
この朝食会は、その後メンバーの入れ替わりはありながらも、4年以上継続するととなり、さらにここで出会った他士業の仲間たちが、その後切磋琢磨する仲間になりました。

とりあえず朝刊を読みますが、読んでいると、また眠りそうになります。
何度もくじけそうになりました。ただ、私は、昔から他人に決められたことをやるのは大嫌いでしたが、自分が決めたことはやるという習性がありました。
また、ここでくじけたら、自分は今後何もなし得ないのではないかと思い、とにかく早起きを続けました。
そして、そのうち、この朝の時間に、これから自分が何をやりたいのか、それはどうすればできるのかを考えるようになりました。
まずは、弁護士としてプロフェッショナルになりたい、そのためには目の前の事件をその時々の能力の全てを尽くして取り組もうと決めました。
また、相談や依頼をしてもらえるように考え得る手段を全て試してみようと決めました。
そして、必ず、48歳までには、プロフェッショナルになり、多くの相談や依頼が来るようになっている自分を強くイメージするようになりました。
早起きに体が慣れてくると、7時半ころには事務所に着いて、仕事を始めるようになりました。
まだ誰もいない、電話も鳴らない静まりかえった事務所で、一人黙々と交渉や訴訟の準備をしました。
他のスタッフが出勤してくるころには、一仕事終わっているようになりました。
また、朝食会はもちろんのこと、積極的に勉強会を主催したり、他のセミナーや交流会にも出かけるようになり、人との繋がりも次第に広がっていきました。
週末には、経営、マーケティングなどに関するビジネス書をむさぼるように読みました。
そして、少しでも良いと思ったことは、すぐに実行に移しました。
自分自身が商品なのだからと、パーソナルブランディングにも取り組みました。
行動した結果。
そうしているうちに、次第に、自らの生き方やライフスタイルを自分で決め、これを実現するために自分自身を管理できるようになっていきました。
私は、自らの生き方やライフスタイルを決定し、これを実現するために自分自身を管理することを「セルフマネジメント」と呼んでいます。
そのエッセンスは、「意思(マインド)の持ち方」、「意識の持ち方」、「夢や目標の設定」、「行動と継続(努力する能力)」といった点にあり、これらについても引き続き、発信していきたいと思います。
今回は、これぐらいにしておくことにします。

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