使える交渉術の本

私は、昨日、Kindle版(電子書籍)で、交渉術の本を出版しました。
本書は、2009年1月にぱる出版から発行した「すご腕弁護士が教える論理的交渉術」を電子書籍化するにあたって改題の上、加筆修正、再構成したものです。
ストーリー仕立てになっているので、ストーリーを楽しみながら、使える交渉術を身につけていただくことができると思います。
弁護士から学ぶ 使える交渉術 Kindle版

交渉というのは、主張の異なる者同士が、互いに譲歩を重ねながら、合意に達するために行う話し合いというプロセスです。いずれか一方の主張を相手方に全面的に認めさせるのは、もはや交渉ではありません。単なる一方的な命令です。そこには、そもそも話し合いの余地はありません。
この本で取り上げるのは、この合意に達するための話し合いのプロセスという意味での「交渉」術であり、その交渉の前提となる会話術です。ですから、他の類書とは異なり、この本のエッセンスは、「相手の話をよく聞く」「論争は避ける」「説得ではなく、提案をする」といった少し毛色の違ったものになっています。
また、これまでに弁護士の書いた本というのは堅苦しいものが多かったので、少しでも多くの方々に、最後まで読み進めていただけるように、思い切って「ストーリー仕立て」にしてみました。

サッカー好きで今も現役でサッカーをしている弁護士が、事務所の事務員と話をしていたところ、その事務員の後輩に元プロサッカー選手のいることが分かりました。その元プロサッカー選手は、大学卒業後J2のチームに所属していましたが、レギュラーになれないまま、怪我のために25歳で引退しました。
その後は、親戚の自動車販売店に就職して営業の仕事をしていますが、1年たっても成績が上がらず、悩んでいます。
弁護士は、自分のサッカーチームの技術向上、戦力強化のために、事務所の事務員を通して、この元プロサッカー選手に月に1回の練習にコーチとして参加してもらえないかお願いしてみたところ、快諾されました。
こうして、弁護士のサッカーチームの練習に、元プロサッカー選手がコーチとして参加するようになって半年がたったころ、元プロサッカー選手は、練習終了後、親しくなった弁護士に仕事の悩みを相談してみることにしました。ここから、ストーリーが始まります。
このストーリーに沿って、ビジネスシーンでも使える弁護士の会話術や交渉術を、できる限り分かり易くお伝えしていきたいと思います。

第1章から第5章までは徐々に会話術や交渉術がステップアップしていくストーリーになっていますが、必要な部分だけを読んでいただいても理解できる内容になっています。
第6章はクレーム対応について、第7章は対上司、第8章は対部下の対応についてを盛り込みました。
また、骨休めにコラムとして、私の仕事術や仕事をしていくうえでの考え方などをご紹介しています。
私は、特別な才能を持っているわけではないので、私がお伝えする会話術や交渉術を使うのに特別な能力は要りません。誰でも、やる気さえあれば、すぐに明日から実行できるものばかりです。
そして、お伝えするノウハウは、私自身が、現在でも仕事で使っているものばかりで、きちんと効果の出ているものです。
是非、本書を最後まで読んでいただき、早速、明日から、ビジネスシーンで活用してみてください。
今回は、これぐらいにしておくことにします。


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